ゴルフがうまくなる為の練習方法・休日に充実できる1日の過ごし方
プロゴルファーって1日でどれぐらい練習しているんですかね?私は会社員ですが毎日同じような生活をしています。ゴルフの試合がある時はどんなことをしているのか想像できますが
試合じゃない時にどのような練習をしているのかまったく想像がつかないので。休日は、1日中ゴルフをできるときがあるので、そんな時のゴルフライフの参考にできたら嬉しいです。
どのような1日のスケジュールで練習していたのかを、時間単位で区切って解説していきますね!プロゴルファーは時期によって練習したいことが変わる事もありますが基本的に考えていること、基本的な練習内容は同じですので参考になるかと思います。僕が1番練習していたのはマレーシアにいた時なので、その時の1日の練習を振り返ってみます。
その中で考えていることがわかります。
この情報をもとに、1日中ゴルフをできる時間がある時は、
アマチュアの方もプロゴルファーになったつもりで
考え方や練習メニューを真似していくことで
ゴルフの練習の内容を充実させることがでます。
是非、参考にしてみてください。
プロゴルファーの1日を振り返る 【マレーシア】
今日紹介させていただく1日は、マレーシアのジョホールバルでの1日を振り返ってみます。
なぜマレーシアのジョホールバルに行ったかというとシンガポール人のプロゴルファーがいて、ゴルフ合宿できるいい環境がジョホールバルにあるよ、ということでプロゴルファー3人で合宿をしていました。
そんな中、主に3つの大事なポイントがあり、そのポイントによって意識することを変えて練習をしていたので解説します。
こんな1日を真似して、練習してみて下さい。
1日のタイムスケジュール
7時:起床
9ホールは約4キロと言われていますが、朝起きたらまずコースにランニングに行きます。
ランニング中に気を付けることは胸を張っておなかに力を入れて走ること。
8時:ストレッチ
プロゴルファーは回転運動なので柔軟性が必要不可欠です。
開脚してデコが地面について10秒止ることはできていました。
※1日の始まりはランニングとストレッチから始まります。
9時:着替え・朝食
着替えて、朝食をとります。
10時~13時:ゴルフ場で最初にすることはパターからです。
1メーターから100回連続で入れる・1ピンから10回連続で入れる・距離感を養うために、5歩、10歩、15歩、20歩のところで3球連続同じ所に止める。
この3パターンが終わるまで続けます。
すべてクリアするまで次に進みません、だいたい3時間はかかります。
※アマチュアの方は圧倒的にパターの練習が足りていません。
13時:昼食
昼食を食べます
14時~16時:ドライビングレンジ
100yd(AS)・150yd(8A)・ドライバー(1W)の順で300球打ちます。
ドライビングレンジで、僕はこの距離しか練習していませんでした。
この距離の看板にあてることが大事で、曲がっていても看板からどれぐらい曲がっているのかを把握するため。
同じクラブ、距離で練習する事も意味があって毎回同じクラブ、距離で練習していれば日々の違いを感じることができるからです。
※アマチュアの方も、同じクラブ、距離を練習することにより何がよくなっていて、どこに問題があるのかを発見することができます
16時~17時30分:9ホールラウンド
プロゴルファーは、9ホールしかラウンドしない時の方が多いです。
1時間30分で9ホール回ることができますが、ラウンドでうまくなることより、練習しないとうまくならないということを分かっているので、練習に時間を費やします。
※アマチュアの方はいつも18ホールラウンドすると思いますが、練習して9ホールラウンドした方がうまくなるのは圧倒的に早いです。
早くうまくなるためには時間を有効に使わないといけないので、ラウンドではなくて
練習に時間を割いてください。
17時30分~19時:アプローチ練習
アプローチ練習場には大体ライトがあるので、この時間帯にアプローチを練習します。
ピッチエンドラン・転がし・高い球の順番に練習していきます。
大事なことは、ヘッドアップしないこと・狙ったところにボールを落とすこと。
※アマチュアの方は、ピッチエンドランで思ったところにボールを落とせるように練習してください。
19時:食事
食事しながら1日を振り返ります
20時~21時:体幹トレーニング・ストレッチ
体幹トレーニング、ストレッチは毎日行います。
トレーニング方法はまた別で記事にしているので確認してみて下さい。
※アマチュアの方はストレッチだけでもしましょう
22時:消灯
早く寝てまた明日に備えましょう
①スコアの目標設定 【毎日スコア・72以内でラウンドする】
僕にあった目標としては試合で、2日間の予選を通るために、毎日スコア・72以内で回ることが大事になってきます。
1番最初に行うことは、目的・目標を設定をすることです!
この目標設定は何事でも大事になってきますが、なぜ行うのかを明確にしないと続かないですし、ゴルフは特にスコアが数字として出るのでわかりやすいので、明確に目的と、目標を設定していきましょう。
※明確な目的と目標を設定する
例えば、「コンペでスムーズにラウンドできるようになるため」にスコア「100以内」
で回るとか。
②3つの具体的な練習内容 【ショット・アプローチ・パット】
ゴルフは、ショット・アプローチ・パットの3つの要素がある中で、スコアを組み立てていかないといけません。
その中で主に意識して考えていることが3つあります。
この3つは皆さんも設定することができるので、難易度に応じて数字だけ変更して設定してみてください!
それではスコア72以内で回れるように特に考えてる3つのことを解説してみます。
- ショット・パーオンは最低14回はする
- アプローチ・ピンから1.5メーター以内に寄せる
- パッティング・1メーターからは全部入れる
ショット・パーオンを最低14回はさせる
まずはショット!
18ホールのラウンドでスコア72以内でラウンドするためには、目安として14回パーオンさせることをが大事になってきます。
そこでこのパーオン14回をさせるために必要な3つのポイントに分けて意識することを変えて練習していました。
試合では、2日間の予選を通らないといけませんが、スコア72以内で回ることが大事になってきます。
※それではスコア72以内で回れるように特に考えてる3つのことを解説してみますね。
150yd
100yd
・ドライバーはコースで14回
ドライバーはコースで14回使うことになりますが、フェアウェイにボールをいかせることがパーオンできる事につながる大事な要素となり、その中で大事にしていることはフェードかドローのどちらかに確実にボールを曲げながら飛ばしていることです!
僕はフェードで打っていたので左端のフェアウェイを狙って、そこにボールが飛び出すことさえ出来れば、50ヤードフェードしてもフェアウェイに収まる計算をしていました。
ドライバーでは、ピンポイントで狙うことを考えるのではなく、曲がってはいけない方向に行かないように出来たらそれでいいと考えるべきです。
※ドライバーはフェードかドローの持ち球で打つ・逆方向にボールがいかないようにだけ気を付ける
・150yd
8番アイアンで150ydからは、グリーンに乗せることを最低条件として、ミスした時に外してはいけない方向を確認します。
特にグリーンの奥に行ってしまうと下りのパットが残るので、手前から攻めと行くことが大事です。
※150ydからはグリーン手前から攻めていく
・100yd
この距離からはピンだけを見て打っていきます!
どれだけこの距離からワンピン行くのかが大事になってくるので
アドレスとフェースの向きがピンを向いていることだけを確認してあとは打つだけです
※アドレスとフェースの向きだけ確認してワンピン以内に打つ
アプローチ・ピンから1.5メーター以内に寄せる
アプローチは1.5メーター以内に寄せることが大事です。
プロゴルファーは14回、パーオンをさせることを考えていますが、外した4回を寄せてパーを取り、ロングホールのアプローチで寄せてバーディーを取りたいところです。
打ち方としては3パターンあります。
まずはパーオンをどれだけできるかによりますがアプローチも練習しています
ピッチエンドラン
転がし
高い球
試合でラウンドしているときは、ボールを高く上げて止めないといけない状況があるので、練習が必要でした、ボールを高く上げて止めないといけない時は、ボールを左足寄りにセッティングします。
アプローチで特に難しい事は、高くボールを上げることですのでアマチュアの方はあまり使わないかと思います。
※アプローチで高い球を打つことはプロでも難しい
ピッチエンドラン
この言葉を聞いたことがありませんか?
ピッチエンドランとは、半分のところまで飛ばして半分転がしていくアプローチになります。
このアプローチが基本になりますね、コツはボールの落としどころを見てカップは見ないことですね。
半分のところにボールが落ちればあとはボールがカップによっていきます。
※ピッチエンドランが基本のアプローチです
転がし
転がしは、コロコロ転がしてカップに寄せていくアプローチになります。
ボールを右足の前において打つとボールは上に上がらず低く飛び出て転がってくれます。
上りのラインでは転がしは有効的に使うことをお勧めします。
※ヨーロッパのプロゴルファーが良く使っています
パッティング・1メーターからは全部入れる
プロゴルファーのレベルになるとパッティングが1番大事になってきます。
特に1メーターのパットは、1回も外さないようにしないといけません。
ワンピンからのバーディパットは傾斜などもあり不確定要素が多ので
確実に入れるということは無理です。
それに比べて1メーターは狙ったところに打つことができれば必ず入るはずです。
パターも3つの段階に沿って練習していきましょう。
1ピンからのバーディパットで考えていること
10メーター以上からの距離感
1メーターからは必ず入れる
ツアープロで1番大事なことは間違いなくこれですね!
ツアーで優勝するような人は共通していてこの距離からのパッティングは外さないです。
特に練習で気を付けることは、思ったところに打ち出せているかどうかが大事です。
※スコア72以内で回るには、これが1番大事です
1ピンからのバーディパットで考えていること
1メーターからの練習で思っているところに打ち出すことができるようになったら
次は1ピン(2.4メートル)からのパットを練習していきます。
1ピンバーディパットがど入るとかなりスコアが変わってきますが、あくまで1メーターの練習で思ったところにボールを打ち出すことができるようになったら練習していました。
※パターは思ったところに打ち出すことができるようになることが大事
10メーター以上からの距離感
パターの距離感。
これは1メーターや1ピンからの練習している要素とは少し違いますが、距離間を養う必要があるので、僕は5歩、10歩、15歩、20歩、歩いた所にめがけて3球打って同じところにボールを止める練習をしていました。
そのためには同じ上げ幅、同じスピード、芯に当てることが大事になってきます。
※距離感は同じ上げ幅、スピード、芯に当てることが大事
プロゴルファーの1日:まとめ
プロゴルファーの1日。どうでしたか?
プロゴルファーもアマチュアの方も、ゴルフをうまくなりたいという気持ちは同じだと思います。
アマチュアの方は18ホールラウンドをして終わりという人が多いと思いますが、このタイムスケジュールで、練習をしていくと一気にうまくなると思います。
よくアマチュアの方から、なんでゴルフはうまくならないの?
と聞かれることが多いですがアマチュアの方は圧倒的にそもそもの練習量が足りていないと思うので、1度このタイムスケジュールでゴルフの練習をしてみて下さい。
絶対うまくなります!